漢字「以」について
目次【】
以とは?
以は、用いる / 使用する / 以て / 考える / わけ / 理由などの意味を持つ漢字です。
部首は人部に属し、画数は5画、習う学年は小学校4年生、漢字検定の級は7級です。
読み方には、イ / もち(いる) / もっ(て)などがあります。
「以」の書体
- 明朝体
- 教科書体
- 教科書体
(筆順) - ゴシック体
- 楷書体
- 行書体
- 草書体
- 隷書体
- 篆書体
NEW漢字練習帳
異体字
異体字とは
異体字とは同じ意味・読み方を持つ字体の異なる字のことです。
※ 「万」-「萬」 「竜」-「龍」 「国」-「國」 など
→異体字とは
文字コード
Unicode | U+4EE5 |
---|---|
JIS X 0213 | 1-16-42(面区点番号) |
Shift_JIS-2004 | 88C8 |
MJ文字図形名 | MJ006534 |
MJ057123 | |
MJ057124 | |
戸籍統一文字番号 | 004730(MJ006534) |
035480(MJ057123) | |
035490(MJ057124) | |
住基ネット統一文字コード | J+4EE5(MJ006534) |
※文字図形(MJ文字図形名)が複数あるため、戸籍統一文字番号・住基ネット統一文字コード欄にはそれぞれに対応するものをカッコ()で表示しています。
検字番号
検字番号とは
検字番号とは、辞典内での漢字の掲載位置を示す番号です。
先頭の字から順に番号が振られているため、検字番号が小さければ前方のページ、検字番号が大きければ後方のページに掲載されていることが分かるため、目的の漢字が掲載されたページにたどり着く上で役立ちます。
検字番号は「漢字番号」「親字番号」などとも呼ばれます。
大漢和辞典 | 388 |
---|---|
日本語漢字辞典 | 205 |
新大字典 | 323 |
1645 | |
1646 | |
大字源 | 140 |
大漢語林 | 173 |
漢字構成
「以」を含む漢字
人名読み・名のり(名前での読み)
- これ
- さね
- しげ
- とも
- のり
- もち
- ゆき
- より
「以」を含む名前
「以」を含む名前を全て見る「以」を含む名字
「以」を含む名字を全て見る「以」を含む地名
「以」を含む地名を全て見る「以」を含む言葉・熟語
- 以往(いおう)
- 以下(いか)
- 以外(いがい)
- 以降(いこう)
- 以後(いご)
- 以上(いじょう)
- 以西(いせい)
- 以前(いぜん)
- 以東(いとう)
- 以内(いない)
- 以南(いなん)
- 以北(いほく)
- 以来(いらい)
- 是を以て(ここをもって)
- なおもって・尚以て(なおもって)
- 前もって・前以て(まえもって)
- まずもって・先ず以て(まずもって)
- 所以(ゆえん)
- 今以て(いまもって)
- 実以て(じつもって)
- はなはだもって・甚だ以て(はなはだもって)
- もって・以て(もって)
「以」を含む四字熟語
- 以夷征夷(いいせいい)
- 以逸待労(いいつたいろう)
- 以一当千(いいつとうせん)
- 以火救火(いかきゅうか)
- 以杞包瓜(いきほうか)
- 以魚駆蠅(いぎょくよう)
- 以身役物(いしんえきぶつ)
- 以身殉利(いしんじゅんり)
- 以心伝心(いしんでんしん)
- 以耳代目(いじだいもく)
- 以人為鑑(いじんいかん)
- 以水救水(いすいきゅうすい)
- 以水滅火(いすいめっか)
- 以鼠為璞(いそいはく)
- 以多問寡(いたもんか)
- 一別以来(いちべついらい)
- 以長撃短(いちょうげきたん)
- 以長続短(いちょうぞくたん)
- 一以貫之(いついかんし)
- 以湯止沸(いとうしふつ)
- 以湯沃雪(いとうようせつ)
- 以徳報怨(いとくほうえん)
- 以毒攻毒(いどくこうどく)
- 以毒制毒(いどくせいどく)
- 以肉去蟻(いにくきょぎ)
- 以文会友(いぶんかいゆう)
- 以暴易暴(いぼうえきぼう)
- 以貌取人(いぼうしゅじん)
- 以毛相馬(いもうそうば)
- 以杙為楹(いよくいえい)
「以」を含むことわざ
- 油を以って油煙を落とす(あぶらをもってゆえんをおとす)
- 佚を以って労を待つ(いつをもってろうをまつ)
- 夷を以て夷を制す(いをもっていをせいす)
- 怨みに報ゆるに徳を以てす(うらみにむくゆるにとくをもってす)
- 己を以て人を量る(おのれをもってひとをはかる)
- 恩を以て怨みに報ず(おんをもってうらみにほうず)
- 管を以て大空を測る(くだをもっておおぞらをはかる)
- 管を以て天を窺う(くだをもっててんをうかがう)
- 薫は香を以て自ら焼く(くんはこうをもってみずからやく)
- コンマ以下(こんまいか)
- 升を以て石を量る(しょうをもってこくをはかる)
- 千丈の堤も螻蟻の穴を以て潰いゆ(せんじょうのつつみもろうぎのあなをもってついゆ)
- 卵を以て石に投ず(たまごをもっていしにとうず)
- 血を以て血を洗う(ちをもってちをあらう)
- 天に口なし人を以て言わしむ(てんにくちなしひとをもっていわしむ)
- 蟷螂が斧を以て隆車に向かう(とうろうがおのをもってりゅうしゃにむかう)
- 徳を以て怨みに報ゆ(とくをもってうらみにむくゆ)
- 毒を以て毒を制す(どくをもってどくをせいす)
- 羊を以て牛に易う(ひつじをもってうしにかう)
- 人を以て鑑と為す(ひとをもってかがみとなす)
- 人を以て言を廃せず(ひとをもってげんをはいせず)
- 火を以て火を救う(ひをもってひをすくう)
- 暴を以て暴に易う(ぼうをもってぼうにかう)
- 以ての外(もってのほか)
- 以て瞑すべし(もってめいすべし)
- 養う所を以て其の養う所を害せず(やしなうところをもってそのやしなうところをがいせず)
- 類を以て集まる(るいをもってあつまる)
- 和を以て貴しとなす(わをもってとうとしとなす)