漢字「美」について
美の部首・画数・読み方・意味・美を含む言葉・四字熟語・ことわざなどの情報です。
「美」を含む言葉・熟語
「美」を含む四字熟語
傾国美女(けいこくのびじょ)
「傾国」は国を傾け滅ぼすという意味で、国政をないがしろにするほど君主が心を引かれるほどの絶世の美女のこと。
傾国美人(けいこくびじん)
「傾国」は国を傾け滅ぼすという意味で、国政をないがしろにするほど君主が心を引かれるほどの絶世の美人のこと。
香美脆味(こうびぜいみ)
極めて贅沢な食事のこと。 「香美」は香辛料のきいた、よい香りのする料理。 「脆味」は柔らかい菓子。
侈衣美食(しいびしょく)
ぜいたくな衣服においしい食事などのぜいたくなことのたとえ。 「侈」はぜいたくという意味で、「侈衣」はぜいたくな衣服のこと。
十全十美(じゅうぜんじゅうび)
不十分な部分がなく、完全であること。 「十全」と「十美」はどちらも全てのものに欠点などなく、完璧であるということ。
醇風美俗(じゅんぷうびぞく)
他人への思いやりのある、美しく望ましい風俗や習慣。 「醇風」は人への思いやりのある習慣。 「美俗」は美しい習慣。 「淳風美俗」とも書く。
「美」を含むことわざ
溢美の言(いつびのげん)
ほめ過ぎのことば。 「溢美」は、ほめすぎること。
美しい花には棘がある(うつくしいはなにはとげがある)
美しいものには人を傷つける一面があるということ。
高山の巓には美木なし(こうざんのいただきにはびぼくなし)
地位の高い人は、人からねたまれたり批判されたりすることが多く、その名声を保つのが難しいというたとえ。 高山の頂上は雨風の激しい過酷な環境なので、そこに立つ木は美しい姿を保つことができないとの意から。
酒は天の美禄(さけはてんのびろく)
「酒は天が与えてくれた贈り物である」と酒をたたえる言葉。 「天の美禄」「美禄」ともいう。
児孫のために美田を買わず(じそんのためにびでんをかわず)
子孫に財産を残せば、それに頼って努力をしないのであえて財産を残さないということ。西郷隆盛の詩の一節。
善美を尽くす(ぜんびをつくす)
これ以上ないというほど美しく立派にこしらえること。「善美」は、物事が立派で美しいこと。