漢字「道」
異体字
異体字とは
異体字とは同じ意味・読み方を持つ字体の異なる字のことです。
※ 「万」-「萬」 「竜」-「龍」 「国」-「國」 など
?異体字とは
異体字とは同じ意味・読み方を持つ字体の異なる字のことです。
※ 「万」-「萬」 「竜」-「龍」 「国」-「國」 など
人名読み・名のり(名前での読み)
- おさむ
- おさめ
- じ
- ただし
- ち
- つね
- なお
- なおし
- のり
- まさ
- ゆう
- ゆき
- より
- わたる
筆順(書き順)
「道」の読み方
道(みち)
道う(いう)
道く(みちびく)
「道」を含む言葉・熟語
合気道(あいきどう)
古流柔術から発展した武道の一つで、当て身技や関節技、投げ技を主としたもの。
畦道・畔道(あぜみち)
畦(田と田の間に土を盛って水が漏れないようしたもの)が道になっている所。田と田の境目となる土で作った道。
一道(いちどう)
一つの交通するための通路。一つの道路。
枝道・岐路(えだみち)
本道から分かれている道幅の狭い道。間道。
王道(おうどう)
王が武力などではなく、仁徳によって国を治めるやり方。
大道具(おおどうぐ)
舞台装置で、建物や木などの出演者が持たない大きなもの。また、それらを作ったり、設置したりする人。
「道」を含む四字熟語
悪逆非道(あくぎゃくひどう)
人の道をはずれた計り知れないほどの悪行のこと。 「悪逆」は律令法の八逆の中の一つで親族殺しのこと。 「非道」は人としての道理にはずれていること。
悪逆無道(あくぎゃくむどう)
人の道をはずれた計り知れないほどの悪行のこと。 「悪逆」は律令法の八逆の中の一つで親族殺しのこと。 「無道」は人としての道理にはずれていること。
隠居楽道(いんきょらくどう)
世間から離れ、山奥などの静かな場所に住み、清くゆったりとした気持ちで生活すること。または、文人が街中での生活を楽しむこと。 「隠居、道を楽しむ」とも読む。
王道楽土(おうどうらくど)
「王道」は徳をもって公平で無私の政治で、王が行うべき道、「楽土」は安楽の土地のことで、徳があり、公平な政治が行われている楽しくて平和な国のこと。
感応道交(かんのうどうこう)
仏の力が人々の信仰の心に応えて、仏と人々の心が通じ合うこと。 「感応」は仏と人々の心が通じ合うこと。 「感応の道交わる」とも読む。
詭道険語(きどうけんご)
人を困惑させるやり方や、分かりづらい言葉のこと。 「詭道」は人を不安にさせたり、好ましくない行動に走らせるやり方。 「険語」は難しく、理解し辛い言葉。
「道」を含むことわざ
朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり(あしたにみちをきかばゆうべにしすともかなり)
朝に人の生きるべき道を悟ることができれば、その夕方に死んだとしてもかまわないということ。
家を道端に作れば三年成らず(いえをみちばたにつくればさんねんならず)
他人の助言をいちいち聞いていると、何事もやり遂げることが出来ないというたとえ。 道に面した場所に家を建てようとすると、口出しをする人が多くてなかなか出来上がらないという意から。
意志のある所には道がある(いしのあるところにはみちがある)
実現しようという意志があれば、できないことはないというたとえ。
鼬の道切り(いたちのみちきり)
交際や音信が途絶えることのたとえ。鼬(イタチ)は一度通った道は二度と通らないといわれていることから。「鼬の道」ともいう。
一芸は道に通ずる(いちげいはみちにつうずる)
一芸を極めた人は、他のどんな分野においても人にぬきんでることができるということ。
茨の道(いばらのみち)
苦難の多い人生のたとえ。 茨の生えている道の意から。