辞典の使い方

このページでは、漢字辞典オンラインをより便利にお使いいただくために、辞典の編集方針や、各漢字ページに表示されている情報の見方をまとめて解説しています。

漢字辞典オンラインについて

漢字辞典オンラインは、漢字一字一字について、部首・画数・読み・意味といった情報を調べられるオンライン辞典です。常用漢字や人名用漢字をはじめ、表外の漢字まで幅広く収録しています。

収録する漢字や、その読み・意味などの情報は、複数の文献を主体として整理・編集しています。当サイトでは、特定の一冊だけに従うのではなく、それぞれの文献の内容や扱いを総合的に考慮したうえで掲載内容を判断しています。参考にしている文献の一覧は、参考文献のページに掲載しています。

音読み・訓読みの欄と「小・中・高・△」の表示

各漢字ページの音読み・訓読みの欄では、読みの横に小・中・高・△のいずれかの記号が表示されることがあります。これは、その読みをどの教育段階で学習するかを表しています。

表示 意味
小学校で習う読み
中学校で習う読み
高校で習う読み
表外読み(学校で習う範囲には含まれない読み)

同じ漢字でも、読みによって学習する段階が異なる場合があります。これらの表示を見ることで、その読みが学校教育の中でどの位置づけにあるのかを確認できます。

読みと意味の対応を示す番号([1][2])について

漢字によっては、読みごとに意味が分かれることがあります。また「」のように、同じ字の形が、本来は別の漢字として扱われる場合もあります。

こうした漢字では、読み欄と意味欄に[1][2]のような番号を付け、どの読みがどの意味に対応するのかが分かるように示しています。読み欄の[1]の読みは意味欄の[1]の内容に、[2]の読みは[2]の内容に対応します。

」の場合、音読み[1]「カン」・訓読み「な(れる)」が意味[1]「なれる。なれ親しむ。」に、音読み[2]「セン」・訓読み「つらぬ(く)」が意味[2]「つらぬく。うがつ。」に対応しています。番号を手がかりにすると、その読みのときにどの意味になるのかを正しく読み取ることができます。同じ字の形が別の漢字として扱われる例としては「」の漢字ページをご確認ください。

意味欄の「日本」という表記

意味欄に「日本」と表示されている場合、それは日本固有の意味であることを表しています。漢字は中国から伝わったものですが、日本で独自に生まれた意味・用法を持つようになった字もあり、そうした意味に「日本」の表記を添えています。

ご注意「日本固有の意味」をどこまでとするかは判断の難しいところがあり、当サイトの「日本」の表記は、文献などをもとにしたひとつの整理とお考えください。当サイトで日本固有の意味として扱っているものでも、他の辞典や場面では日本固有として扱われないことがあり、逆に、日本で生じた意味であっても、さまざまな事情から当サイトでは「日本」として扱っていない例外もあります。表示例:

部首の扱いについて

当サイトの部首は、原則として『康煕字典(こうきじてん)』の部首分類に従っています。康煕字典は、日本の多くの漢和辞典が分類の土台としている、伝統ある字典です。

ただし、字によっては、漢字検定での扱いや、使いやすさを考慮した当サイト独自の方針にもとづいて部首を定めているものもあります。そのため、お手元の漢和辞典と部首が異なる場合がありますが、これは「どちらかが誤り」ということではなく、何を基準に分類するかの違いによるものです。部首そのものの考え方については、部首とはのページで詳しく解説しています。

画数・部首に見解の相違がある字について

漢字の画数部首は、字形のとらえ方によって、文献や辞典の間で見解が分かれることがあります。当サイトでは、こうした見解の相違が多い字については、各漢字ページの補足欄にその旨を記載しています。

調べた漢字の画数や部首がほかの辞典と異なるように見えるときは、補足欄もあわせてご確認ください。

異体字について

異体字(いたいじ)とは、意味や読みが同じでありながら、字形の異なる漢字のことです。各漢字ページでは、異体字について簡単な説明を添えています。

どの字とどの字が異体字の関係にあるかなど、より詳しい内容については、異体字のページでまとめてご確認いただけます。

漢字検定での扱いについて

当サイトでは、漢字検定(日本漢字能力検定)の配当範囲に含まれる漢字について、漢字検定での扱いを反映した情報を掲載しています。

読みについては、漢字検定の配当内の字であれば、漢字検定で扱われている読みを最低限すべて記載しています。そのうえで、漢字検定の範囲には含まれないその他の読みについても、あわせて記載している場合があります。つまり、各漢字ページに並ぶ読みは「漢字検定の読み」だけとは限らず、「漢字検定の読み」に「漢検範囲外の読み」が加わった形になっていることがあります。

異体字の関係についても、漢字検定の扱いに沿ったものが多くなっていますが、例外がある場合は、各漢字ページの補足欄に記載しています。

標準字体・許容字体について

漢字には、字形の細かな違いによって標準字体許容字体といった区分で示されるものがあります。

ご注意この「標準字体」「許容字体」という区分は、漢字検定における字体の扱いを示すものです。漢字検定の枠組みの外には、標準・許容といった考え方そのものがないため、これらは漢字検定に関わる項目と位置づけられます。

当サイトでも各漢字ページでこれらの概要に触れていますが、標準字体・許容字体に関するより詳しい解説は、標準字体・許容字体のページにまとめています。

漢字構成からの検索について

当サイトには、漢字を構成(含まれるパーツ)から検索できる機能があります。この検索を使う際には、次の点にご注意ください。

ご注意漢字構成からの検索は、見た目の上でそのパーツを含んでいる字を該当として表示するしくみです。そのため、ここで示される構成は、漢字の成り立ち(字源)や、実際の偏旁(へんぼう)の分類とは異なることがあります。

たとえば、字源のうえではまったく由来の異なるパーツであっても、現在の字形のうえで同じ形に見えれば、同じ構成として検索結果に表示されます。あくまで字形からパーツを探すための機能としてご利用ください。漢字の成り立ちについては漢字の成り立ち、偏旁については漢字の偏旁(偏旁冠脚)とはのページをご覧ください。

各情報の正確性について

当サイトは、複数の文献をもとに、できるかぎり正確な情報の掲載を心がけています。ただし、漢字の部首・画数・読み・意味・成り立ちなどは、よりどころとする文献や時代によって扱いが異なることが少なくありません。

掲載内容はひとつの目安としてとらえていただき、特に学術的・公的な用途でご利用の際は、専門の辞典などとあわせてご確認いただくことをおすすめします。

ページ先頭に戻る