漢字「擲」
異体字
異体字とは
異体字とは同じ意味・読み方を持つ字体の異なる字のことです。
※ 「万」-「萬」 「竜」-「龍」 「国」-「國」 など
?異体字とは
異体字とは同じ意味・読み方を持つ字体の異なる字のことです。
※ 「万」-「萬」 「竜」-「龍」 「国」-「國」 など
筆順(書き順)
「擲」の読み方
擲てる(すてる)
擲る(なぐる)
擲つ(なげうつ)
惜しげもなく投げ出す。
擲るう(ふるう)
「擲」を含む言葉・熟語
一擲(いってき)
思い切って全てを捨てること。一度に投げ打つこと。
打擲(ちょうちゃく)
人をたたくこと。殴ること。
投擲(とうてき)
投げること。
擲つ(なげうつ)
惜しげもなく投げ出す。
擲弾筒(てきだんとう)
放擲(ほうてき)
「擲」を含む四字熟語
一擲乾坤(いってきけんこん)
自身の運命を賭けて、運まかせの大博打をすること。 「一擲」は賽子(サイコロ)を一回振ること。 「乾坤」は天と地のこと。 天地の命運を賭けて、賽子を一回振るという意味から。
一擲千金(いってきせんきん)
一度に豪快に金銭を使うこと。 または、思い切りよく行動すること。 「一擲」は一度投げること。 「千金」は大金のこと。 賭け事をして、一度の勝負に大金を賭けるという意味から。
乾坤一擲(けんこんいってき)
自身の運命を賭けて、運まかせの大博打をすること。 「乾坤」は天と地のこと。 「一擲」は賽子(サイコロ)を一回振ること。 天地の命運を賭けて、賽子を一回振るという意味から。
千金一擲(せんきんいってき)
一度に豪快に金銭を使うこと。 または、思い切りよく行動すること。 「千金」は大金のこと。 「一擲」は一度投げること。 賭け事をして、一度の勝負に大金を賭けるという意味から。
擲果満車(てきかまんしゃ)
とても人気があり評判がいいことのたとえ。 または、容姿が美しい少年のたとえ。 藩岳という人物は容姿がとても美しく、町を歩くだけで婦人たちに車が一杯になるほどの果物を投げられたという故事から。
「擲」を含むことわざ
一擲乾坤を賭す(いってきけんこんをとす)
運命を賭けて大勝負に出ること。「乾」は天、「坤」は地、「一擲」はさいころを投げること。さいころを投げて天が出るか地が出るかの勝負をするという意から。「乾坤一擲」ともいう。
命を擲つ(いのちをなげうつ)
自分の命をそっくり投げ出す覚悟で物事を行うこと。 「擲つ」は、惜しげもなく投げ出すこと。