漢字「紫」について
紫の部首・画数・読み方・意味・紫を含む言葉・四字熟語・ことわざなどの情報です。
漢字構成
「紫」を含む漢字
「紫」と似ている漢字
「紫」と似ている漢字を全て見る人名読み・名のり(名前での読み)
- むら
地名での読み
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「紫」を含む四字熟語
山紫水明(さんしすいめい)
自然の景観がとても澄み切っていて美しいこと。 山は日の光で紫色にかすみ、水はきれいに澄んでいるという意味から。
紫幹翠葉(しかんすいよう)
山の木々がみずみずしく青々としていて美しい様子。 「紫幹」は暗褐色の幹、「翠葉」は緑色の木の葉のこと。 「紫翠」と略すこともある。
紫髯緑眼(しぜんりょくがん)
西洋人のこと。または、その顔の形容。 中国で西方の異民族の容貌を言い表す言葉で、赤茶色のほおひげと青い目という意味から。
紫電一閃(しでんいっせん)
刀剣などが稲妻のように一瞬きらりときらめくことから、一瞬や極めて短い時間のこと。 または、そのような少しの時間で急激に変化すること。 「紫電」は刀を鋭く振るとひらめく稲妻のような光のこと。 「一閃」は一瞬のひらめきのこと。
紫電清霜(しでんせいそう)
容姿がすぐれていて意志が固い人のたとえ。 「紫電」は紫色の光やいなずまなどの美しい光のたとえ。 「清霜」は清く引き締まったもののたとえ。
紫緋紋綾(しひもんりょう)
高い地位や役職を持っている人が着る、美しい文様の織りなしたきらびやかな着物。 「紫緋」は紫色と緋色の着物のことで、高い位の人が着る着物のこと。 「紋綾」は模様のこと。
「紫」を含むことわざ
朱を奪う紫(あけをうばうむらさき)
邪道なものが正しいものに取って代わること、地位を奪うことのたとえ。 古代中国で中間色の紫色の服が流行り、正色とされていた朱色の服よりも好まれるようになったことを孔子が憎み嘆いたという故事から。 「朱を奪う紫」ともいう
京へ筑紫に坂東さ(きょうへつくしにばんどうさ)
方向を示す助詞を京都では「へ」、九州では「に」、関東では「さ」を用いるように、地方によって方言に特徴があるということ。
紫の朱を奪う(むらさきのあけをうばう)
邪道なものが正しいものに取って代わること、地位を奪うことのたとえ。 古代中国で中間色の紫色の服が流行り、正色とされていた朱色の服よりも好まれるようになったことを孔子が憎み嘆いたという故事から。 「朱を奪う紫」ともいう