漢字「上」
異体字
異体字とは
異体字とは同じ意味・読み方を持つ字体の異なる字のことです。
※ 「万」-「萬」 「竜」-「龍」 「国」-「國」 など
?異体字とは
異体字とは同じ意味・読み方を持つ字体の異なる字のことです。
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?標準字体・許容字体とは
標準字体・許容字体とは「漢字検定1級・準1級の解答に用いても正解とされる字体」です。
漢字構成
「上」を構成に含む漢字
- 㠪
- 仧
- 仩
- 卡
- 让
- 圵
- 尗
- 䒙
- 忐
- 㫖
- 兏
- 㑅
- 佧
- 㫔
- 叔
- 拤
- 咔
- 㑐
- 峠
- 挊
- 胩
- 垰
- 茮
- 俶
- 敊
- 桛
- 寂
- 裃
- 埱
- 淑
- 戚
- 婌
- 掓
- 菽
- 惄
- 椒
- 琡
- 䦊
- 傶
- 鉲
- 督
- 㾥
- 蔋
- 㗤
- 墄
- 裻
- 㞝
- 嘁
- 漃
- 慽
- 摵
- 槭
- 踧
- 鞐
- 慼
- 諔
- 磩
- 䙘
- 錖
- 䗩
- 縬
- 鮛
- 蹙
- 䠞
- 䱙
筆順(書き順)
「上」の読み方
上がる(あがる)
下から上へ、または、低いところから高いところへ移動すること。また、その状態のままになること。
上げる(あげる)
下から上へ、または、低い所から高い所へ移動する。
上(うえ)
上(うわ)
上(かみ)
上る(のぼる)
上す(のぼす)
上せる(のぼせる)
上る(たてまつる)
上(ほとり)
「上」を含む言葉・熟語
上がったり(あがったり)
商売や事業がうまくいかず、どうすることもできなくなること。または、その状態。
上がり(あがり)
地位や価格、位置などが下から上へ上がること。
上がり框(あがりがまち・あがりかまち)
玄関の上り口にある床の縁に水平に渡した横木。
上がり湯(あがりゆ)
湯船から出たときに体を清めるためにかける、湯船とは別の湯。おか湯。
上がる(あがる)
下から上へ、または、低いところから高いところへ移動すること。また、その状態のままになること。
上げ(あげ)
高くすること。
「上」を含む四字熟語
帷幄上奏(いあくじょうそう)
君主制国家において、帷幄機関である軍部が君主に軍事事項を上奏すること。 「帷」は垂れ幕、「幄」は引き幕のこと。 昔の陣営は幕をめぐらしたことから作戦を練る場所、本陣や本営、軍部の意味。
一上一下(いちじょういちげ)
上がったり下がったりすること。 または、情況に合わせて対応すること。 「一」は"あるときは"の意味。
一筆啓上(いっぴつけいじょう)
筆をとって文章で申し上げるということ。 男子が手紙の書き出しに使う言葉。 「一筆」は一通の手紙。 「啓上」は申し上げるという意味。 安土桃山時代の本多作左衛門重次が、妻に書いた手紙の書き出しとして有名。
燕巣幕上(えんそうばくじょう)
安定せずに非常に危険な状況のたとえ。 戦場の本営などに張っている幕の上に燕が巣を作るという意味から。 「燕幕上に巣くう」とも読む。
屋上架屋(おくじょうかおく)
無駄なことを繰り返すことのたとえ。 または、独創性のないことのたとえ。 「屋上」は屋根の上。 「架屋」は屋根を架けること。 屋根の上に屋根を架けるという意味から。
汚名返上(おめいへんじょう)
すぐれた働きやよい結果を出すことで、世間に知られている不名誉な評判をなくならせること。
「上」を含むことわざ
商い上手の仕入れ下手(あきないじょうずのしいれべた)
客に物を売るのはうまいが、仕入れがへたで儲からないということ。
上げ潮に乗る(あげしおにのる)
機運が良く、物事が順調に進むこと。進展すること。
上げ膳据え膳(あげぜんすえぜん)
自分では何もしないで、すべて人にしてもらうことのたとえ。「上げ膳」は食事が済んで膳を下げること。「据え膳」は食膳を人の前に整えること。
上げたり下げたり(あげたりさげたり)
褒めたり貶したりして、本音がわからないようす。
顎が干上がる(あごがひあがる)
収入がなくなり生活に困るようす。
梓に上す(あずさにのぼす)
書物を出版すること。昔、木版印刷の版木に梓(あずさ)の木を使ったことから。 「梓」は「し」とも読む。