漢字「地」
異体字
異体字とは
異体字とは同じ意味・読み方を持つ字体の異なる字のことです。
※ 「万」-「萬」 「竜」-「龍」 「国」-「國」 など
?異体字とは
異体字とは同じ意味・読み方を持つ字体の異なる字のことです。
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?標準字体・許容字体とは
標準字体・許容字体とは「漢字検定1級・準1級の解答に用いても正解とされる字体」です。
「地」と似ている漢字
- 也
- 他
- 匜
- 池
- 弛
- 阤
- 扡
- 吔
- 她
- 彵
- 忚
- 驰
- 迆
- 肔
- 杝
- 灺
- 牠
- 㦾
- 陁
- 拖
- 毑
- 沲
- 狏
- 衪
- 㢮
- 䄬
- 乸
- 祂
- 施
- 迤
- 竾
- 虵
- 胣
- 柂
- 炧
- 㸱
- 䊶
- 訑
- 貤
- 酏
- 袘
- 砤
- 釶
- 絁
- 䑨
- 粚
- 䝯
- 䪧
- 馳
- 髢
- 鉇
- 駞
- 䰿
- 䶔
人名読み・名のり(名前での読み)
- くに
地名での読み
地を含む地名(地名辞典)筆順(書き順)
「地」の読み方
地(つち)
地(ところ)
「地」を含む言葉・熟語
空き地(あきち)
建物が建ってなく、使われていない放置された土地。
跡地(あとち)
建築物が撤去されたあとの敷地。
天地(あめつち)
空と大地。または、世界のたとえ。
蟻地獄(ありじごく)
アミメカゲロウ目ウスバカゲロウ科の幼虫。乾いた地にすり鉢形の穴を掘って落ちてきた昆虫の体液を吸う。
意気地(いきじ)
自分の思いを貫き通そうとする気持ち。
生き地獄(いきじごく)
この世で味わう、地獄のような酷い状況。また、その様子。
「地」を含む四字熟語
哀鴻遍地(あいこうへんち)
戦いに敗れた兵士や、さまよう難民があらゆる場所にあふれている様子。 哀しげに鳴く雁が野原にあふれる様子を流浪する兵士や難民にたとえたもの。
阿鼻地獄(あびじごく)
仏教の八大地獄のうちの一つ。 大罪を犯した者が死後落ちる場所で、絶え間なく責め苦を受け続けるという八大地獄の中で最下層にある地獄のこと。
阿轆轆地(あろくろくじ)
物事がつまづいたり、止まったりせずに進んでいくこと。 または、詰まることなく、次から次へと言葉を発すること。 「轆轆」は車が回転するときに出る、ゴロゴロという音のこと。 「阿」と「地」は漢文の組み立てを助ける語のこと。助字。 車がくるくると回るように停滞することがない様子から。 「阿漉漉地」とも書く。
一牛吼地(いちぎゅうこうち)
非常に近い距離にあること。 また、のどかな田舎・田園風景のこと。 「牛吼」とは牛の鳴く声のことで、牛の鳴き声が聞こえるほど近い距離という意から。
一牛鳴地(いちぎゅうめいち)
非常に近い距離にあること。 または、のどかな田舎、田園風景のこと。 「牛鳴」とは牛の鳴く声のことで、牛の鳴き声が聞こえるほど近い距離という意から。 「一牛鳴」とも略す言葉。
一敗塗地(いっぱいとち)
勝負に完全に負けること。 「塗地」は戦争で負けた兵士の内臓が地面に散乱して、泥まみれになること。 二度と起き上がることができないほどの敗北をいう。 「一敗、地に塗る」とも読む。
「地」を含むことわざ
足が地に着かない(あしがちにつかない)
興奮して気持ちや動作が落ち着かないようす。
あって地獄、なくて極楽(あってじごく、なくてごくらく)
金と子どもは、あれば苦労が絶えないので、むしろないほうが気が楽だということ。
雨降って地固まる(あめふってじかたまる)
もめごとが解決したあとに、物事が前の状態より良くなること。
生きた心地もしない(いきたここちもしない)
恐ろしさのあまり、生きているという感じがしないさま。
意気地がない(いくじがない)
物事をやり遂げようという気力がない。
石地蔵に蜂(いしじぞうにはち)
何とも感じないことのたとえ。蜂が石地蔵を刺しても痛くも何ともないことから。