漢字「数」について
数の部首・画数・読み方・意味・数を含む言葉・四字熟語・ことわざなどの情報です。
「数」の部首・画数・読み方・意味など
部首 | 攴 攵(ぼくにょう・ぼくづくり・とまた・のぶん) |
---|---|
画数 | 13画(攴4+9) |
音読み | |
訓読み | |
意味 | |
種別 | 教育漢字常用漢字名前に使える漢字 |
学年 | 小学校2年生 |
漢検級 | 9級 |
JIS水準 | 第1水準 |
Unicode | U+6570 |
異体字
異体字とは
異体字とは同じ意味・読み方を持つ字体の異なる字のことです。
※ 「万」-「萬」 「竜」-「龍」 「国」-「國」 など
?異体字とは
異体字とは同じ意味・読み方を持つ字体の異なる字のことです。
※ 「万」-「萬」 「竜」-「龍」 「国」-「國」 など
漢字構成
「数」を含む漢字
「数」と似ている漢字
「数」と似ている漢字を全て見る人名読み・名のり(名前での読み)
- のり
- ひら
- や
常用漢字表付表の語
数珠(じゅず)
数奇屋(すきや)
数寄屋(すきや)
…高校で習う語
地名での読み
「数」を含む地名を全て見る「数」を含む名字
「数」を含む名字を全て見る「数」を含む言葉・熟語
「数」を含む四字熟語
一門数竈(いちもんすうそう)
一つの家族が一つの家に暮らしながらも、生計を別々にしてまとまりがないことを非難する言葉。 「一門」は一つの家族。 「数竈」はかまどが複数あること。 一つの家に複数のかまどがあるということから。 元は魏が南方の江南地方の風習を非難して言った言葉。
奸知術数(かんちじゅっすう)
悪い知恵や策略。悪だくみ。 「奸知」は邪悪な知恵。 「術数」は策略のこと。 「姦知術数」とも書く。
金谷酒数(きんこくのしゅすう)
詩を作ることが出来なかったことへの罰として飲ませる酒のこと。 中国の西晋の石崇が、別荘の金谷園で開いた宴会で、詩を作れなかった人に罰として酒を飲ませたという故事から。
権謀術数(けんぼうじゅっすう)
他人を騙しておとしめる策略のこと。 「権謀」は状況にあわせた策略。 「術数」は策略のこと。 特に、社会や組織などの集団の中において、他者をおとしめることで自分にとって都合がいい状況になるように仕向けて、地位や評価を上げる策略のこと。
恒河沙数(ごうがしゃすう)
極めて数が多く、数を数えることができないことのたとえ。 「恒河」はインドのガンジス川のこと。 「沙数」は砂の粒の数。 ガンジス川の砂のように多いということから。 「恒河沙」や「恒沙」とも略す。
少数精鋭(しょうすうせいえい)
非常にすぐれた能力ある少人数の兵士や軍隊のこと。 または、そのような能力のある人のこと。 「少数」は数が少ないこと。 「精鋭」は気力やすぐれた能力がある人材のこと。
「数」を含むことわざ
商いは数でこなせ(あきないはかずでこなせ)
商売のこつは薄利多売だということ。
員数を揃える(いんずうをそろえる)
質はともかく、決められた数を揃える。
旨い物は小人数(うまいものはこにんずう)
旨い物を食べる時は小人数の方がたくさん食べられるということ。また、儲け話も小人数でやる方が、分け前が多くなってよいということ。
数でこなす(かずでこなす)
一つ一つの利益は小さいが、大量に売り捌くことによって採算がとれるようにすること。
数を言うまい羽織りの紐(かずをいうまいはおりのひも)
口数が多いとろくなことがないので、おしゃべりは慎めという戒めの言葉。「数を言うまい羽織りの紐よ、かたく結んで胸に置く」という俗謡から。
数を頼む(かずをたのむ)
人数が多いことをたよりにすること。 「かず」は「すう」とも読む。