漢字「子」
異体字
異体字とは
異体字とは同じ意味・読み方を持つ字体の異なる字のことです。
※ 「万」-「萬」 「竜」-「龍」 「国」-「國」 など
?異体字とは
異体字とは同じ意味・読み方を持つ字体の異なる字のことです。
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?標準字体・許容字体とは
標準字体・許容字体とは「漢字検定1級・準1級の解答に用いても正解とされる字体」です。
漢字構成
「子」を構成に含む漢字
- 孔
- 仔
- 孕
- 好
- 存
- 汓
- 㞨
- 孖
- 芓
- 囝
- 孙
- 吇
- 字
- 㜽
- 㞌
- 䦻
- 吼
- 孝
- 犼
- 㜾
- 㫗
- 孚
- 斈
- 㜿
- 㺭
- 孛
- 芤
- 觃
- 䢊
- 孜
- 李
- 孞
- 杍
- 享
- 孥
- 孠
- 矷
- 孟
- 学
- 孡
- 㚺
- 季
- 孢
- 㝀
- 乳
- 侟
- 孧
- 秄
- 侼
- 勃
- 孨
- 耔
- 荪
- 䒵
- 侾
- 孪
- 斿
- 洊
- 狲
- 虸
- 俘
- 厚
- 孩
- 拵
- 荐
人名読み・名のり(名前での読み)
- たか
- とし
- ね
- み
- やす
筆順(書き順)
「子」の読み方
子(こ)
人の親の間から生まれたもの。または、同じように養われるもの。
子(おとこ)
子(ね)
子(み)
「子」を含む言葉・熟語
相子(あいこ)
勝敗や損得がお互いにないこと。引き分け。
愛子(あいし)
子を愛すること。
相弟子(あいでし)
同じ人から教えを受けて共に学ぶ人。兄弟弟子。
合いの子・間の子(あいのこ)
違う人種同士の子供。混血児。侮蔑的に使われることもある。
赤子・赤児(あかご)
生まれてからあまり時間がたっていない子供。あかんぼう。
秋茄子(あきなす)
秋の終わりに収穫できる種の少なく、美味しい茄子。
「子」を含む四字熟語
晏子之御(あんしのぎょ)
他人の権威を笠にきておごり、自らの低い地位に満足している愚か者のたとえ。 「晏子」は斉の宰相、晏嬰のこと。 「御」は御者のこと。 晏嬰の御者は、晏嬰を乗せたことで得意気になっていたが、その姿を見た御者の妻は離縁を迫ると、御者は改心したという故事から。
晏子高節(あんしのこうせつ)
脅しや暴力に屈しない気高い志のこと。 「晏子」は斉の宰相、晏嬰のこと。 「高節」は志や節度が高いこと。 中国の春秋時代の斉の崔杼は、君主である荘公を殺し、自身に従わない者を粛清したが、晏嬰はそれに従わず脅しに屈しなかったという故事から。
一子相伝(いっしそうでん)
学問や技芸などの奥義を子孫の一人、または、弟子の一人だけに伝授し、他の者には決して漏らさないこと。 「相伝」は物事を代々伝えていくこと。
一本調子(いっぽんぢょうし)
ほとんど変化がなく、面白みがないこと。 音楽や文章、話し方などのことをいう。
延陵季子(えんりょうのきし)
中国の春秋時代の呉の季札のこと。 「延陵」は中国の呉の地名。 「季」は兄弟の四男のこと。 賢者の季札は、父親の呉王の寿夢の四男で、延陵を与えられて、見事にその地を治めたということから。
佳人才子(かじんさいし)
理想的な男女のこと。 「佳人」は美しい女性。 「才子」はすぐれた才能の男性。
「子」を含むことわざ
赤子のうちは七国七里の者に似る(あかごのうちはななくにななさとのものににる)
赤ん坊ははっきりした特長がないので、似てると思って見ればあちこちの誰にでも似て見えるということ。「七国七里」は諸所方々のこと。
赤子の腕を捩じる(あかごのうでをねじる)
抵抗する力のないものを打ち負かす。また、容易に行えることのたとえ。
赤子の手を捻る(あかごのてをひねる)
抵抗する力のないものを打ち負かす。また、容易に行えることのたとえ。
赤子は泣き泣き育つ(あかごはなきなきそだつ)
赤ちゃんが泣くのは健康な証拠で、赤ちゃんは泣きながら成長していくということ。
赤子を裸にしたよう(あかごをはだかにしたよう)
無力で弱い者をさらに頼りなくしたようす。
秋茄子は嫁に食わすな(あきなすはよめにくわすな)
秋に収穫する茄子を嫁に食べさせてはいけないということ。 「おいしいのでもったいないという姑の嫁いびり」「種が少ないので子宝に恵まれない」「体が冷えてよくない」などの解釈がある。 「おいしいのでもったいないという姑の嫁いびり」の解釈が一般的。