漢字「閑」について
閑の部首・画数・読み方・意味・閑を含む言葉・四字熟語・ことわざなどの情報です。
異体字
異体字とは
異体字とは同じ意味・読み方を持つ字体の異なる字のことです。
※ 「万」-「萬」 「竜」-「龍」 「国」-「國」 など
?異体字とは
異体字とは同じ意味・読み方を持つ字体の異なる字のことです。
※ 「万」-「萬」 「竜」-「龍」 「国」-「國」 など
「閑」を含む言葉・熟語
「閑」を含む四字熟語
安閑恬静(あんかんてんせい)
問題や心配事などがなく、ゆったりとした静かな様子のこと。 「安閑」と「恬静」はどちらも心が落ち着いた静かな様子のこと。
閑雲孤鶴(かんうんこかく)
世間を離れのんびりと自由に暮らすこと。 または、隠士の心境のたとえ。 「閑雲」はのんびりと空に浮かぶ雲。 「孤鶴」は野で自由に遊ぶ鶴。
閑雲野鶴(かんうんやかく)
世間を離れのんびりと自由に暮らすこと。 または、のんびりとした生活を送る隠士の心境のたとえ。 「閑雲」はのんびりと空に浮かぶ雲。 「野鶴」は野で自由に遊ぶ鶴。 「野鶴閑雲」ともいう。
閑居養志(かんきょようし)
世間から離れて、心を育てること。 「閑居」は静かな家。 「養志」は心を鍛錬すること。 「閑居して志を養う」とも読む。
閑人適意(かんじんてきい)
世間から離れて、のんびりと風流な生活をすること。 または、そのような人のこと。 「閑人」は特にすることのない、暇な人。または、風流な人。 「適意」は思うままに振舞うこと。
閑話休題(かんわきゅうだい)
それはさておき。ともかく。 本題からそれてしまった話を本題に戻すときに使う言葉。 主に文章中に用いられる言葉。 「閑話」は無駄な雑談のこと。 「休題」は話をやめること。 「間話休題」とも書く。
「閑」を含むことわざ
英雄、閑日月あり(えいゆう、かんじつげつあり)
英雄といわれるほどの人物は小事にとらわれず悠然としているので、傍から見ると暇な日々を送っているように見えるということ。 「閑日月」は、暇な月日、また気分がゆったりしていること。
閑古鳥が鳴く(かんこどりがなく)
人が集まらずものさびしい様子。特に商売などがはやらずさびれていることをいう。「閑古鳥」はかっこうの別名で、その鳴き声がさびしげに聞こえることから。
小人閑居して不善をなす(しょうじんかんきょしてふぜんをなす)
小人物は暇を持て余すと、とかくろくでもないことをするということ。「小人」は君子に対する言葉で、人徳や教養のない卑しい者の意。「閑居」は本来「間居」と書き、暇でのんびり暮らすこと。
等閑に付す(とうかんにふす)
物事をいい加減に扱ったり、放っておいたりすること。
等閑に付する(とうかんにふする)
物事をいい加減に扱ったり、放っておいたりすること。
忙中閑あり(ぼうちゅうかんあり)
どんなに忙しい最中でも、わずかな暇はあるものだということ。