漢字「世」
異体字
異体字とは
異体字とは同じ意味・読み方を持つ字体の異なる字のことです。
※ 「万」-「萬」 「竜」-「龍」 「国」-「國」 など
?異体字とは
異体字とは同じ意味・読み方を持つ字体の異なる字のことです。
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?標準字体・許容字体とは
標準字体・許容字体とは「漢字検定1級・準1級の解答に用いても正解とされる字体」です。
漢字構成
「世」を含む漢字
- 伳
- 绁
- 怈
- 泄
- 呭
- 屉
- 抴
- 枼
- 玴
- 㰥
- 朑
- 迣
- 枻
- 贳
- 䄁
- 疶
- 袣
- 屜
- 勚
- 笹
- 紲
- 谍
- 偞
- 喋
- 葉
- 弽
- 揲
- 跇
- 堞
- 屟
- 詍
- 媟
- 惵
- 渫
- 貰
- 幉
- 牒
- 楪
- 殜
- 煠
- 㻡
- 䐑
- 牃
- 鉪
- 䢡
- 僷
- 褋
- 勩
- 靾
- 碟
- 䁋
- 蝶
- 擛
- 艓
- 髰
- 㵩
- 䈎
- 屧
- 緤
- 䑜
- 䕈
- 蹀
- 䚢
- 諜
- 鍱
人名読み・名のり(名前での読み)
- つぎ
- つぐ
- とき
- とし
筆順(書き順)
「世」の読み方
「世」を含む言葉・熟語
あの世・彼の世(あのよ)
死んだ後に行くとされる世界。死後の世界。来世。
一世(いっせ)
過去、現在、未来の中の一つ。仏教の言葉。
一世(いっせい)
生まれてから死ぬまで。生涯。一生。
憂世・憂き世(うきよ)
この世。現世。悩みや心配の多い世の中ということから。
浮世絵(うきよえ)
江戸時代に描かれた版画や絵。当時の世の中の遊里や芝居などを題材にしたもの。
浮世離れ(うきよばなれ)
言動などが世の中の常識とはひどく異なること。
「世」を含む四字熟語
阿世曲学(あせいきょくがく)
世に認められた正しい学問の道理を曲げて、権力や世間、時勢に気に入られるようにへつらうこと。 「阿世」は世に気に入られるようにふるまうこと。 「曲学」は正しいと認められた道理を曲げた学問のこと。
一生一世(いっしょういっせ)
人生で一度きりの最も大切な出来事。 強く信じたり、心を決める時に使う言葉。
一世一元(いっせいいちげん)
天皇や皇帝が一代ごとに一つの元号を定め、変えずに用いること。 日本では明治天皇のときに制度として実施された。
一世一代(いっせいちだい)
人が生まれて死ぬまでの間にたった一度だけのこと。 「一世」と「一代」はどちらも人が生きている間という意味。 元は歌舞伎の役者などが引退する最後の舞台で一番得意な芸を演じることをいった言葉。
一世一度(いっせいちど)
生きている間に一度だけあること。
一世之傑(いっせいのけつ)
その時代で最もすぐれている英雄。
「世」を含むことわざ
明日知らぬ世(あすしらぬよ)
今日は無事に過ごせたとしても、明日のことはわからない。永久不変のものなど無いという、この世の無常をいうことば。
あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
あの世の極楽で千日暮らすより、この世で一日でも楽しむほうがよいということ。
石の物言う世の中(いしのものいうよのなか)
秘密や隠し事が漏れやすいことのたとえ。言葉を発するはずのない石が物を言うほど世の中では秘密が漏れやすいという意から。
一世を風靡する(いっせいをふうびする)
その時代の人々を、一つの傾向に従わせること。また、その時代に大きな影響を与えること。
いらぬお世話の蒲焼(いらぬおせわのかばやき)
余計なおせっかいだということ。「世話を焼く」と「蒲焼」をかけて言ったしゃれ。
有為転変は世の習い(ういてんぺんはよのならい)
この世の一切の事物は因縁によって生じ、常に変化し続けていくはかないものであるということ。