漢字「八」
漢字構成
「八」を含む漢字
- 公
- 六
- 分
- 㓁
- 尣
- 仈
- 兮
- 父
- 平
- 汃
- 只
- 扒
- 叭
- 穴
- 㕣
- 䒔
- 伀
- 讼
- 兲
- 交
- 兴
- 穵
- 龹
- 弚
- 朳
- 份
- 兊
- 共
- 䏌
- 爷
- 玐
- 兌
- 冏
- 匉
- 吩
- 汾
- 㒶
- 究
- 㕬
- 㤋
- 㳇
- 益
- 坌
- 夋
- 帉
- 彸
- 纷
- 伻
- 评
- 呉
- 囧
- 弟
- 㒷
- 㕮
- 㝐
- 㞣
- 罕
- 芬
- 妐
- 岎
- 弅
- 伿
- 识
- 兵
- 邠
人名読み・名のり(名前での読み)
- かず
- は
- やつ
- わ
- わかつ
地名での読み
八を含む地名(地名辞典)「八」を含む名字
「八」を含む名字(名字辞典)筆順(書き順)
「八」の読み方
八(や)
八つ(やつ)
八つ(やっつ)
八(よう)
「八」を含む言葉・熟語
「八」を含む四字熟語
永字八法(えいじはっぽう)
書の教えで「永」の一字に筆法の全てが含まれていること。 「八法」は書の八つの運筆のこと。
岡目八目(おかめはちもく)
当事者よりも、はたから見ている人のほうが情勢を正しく判断できることのたとえ。 「岡目」は人がしていることを見ること。 囲碁は実際に打っている時よりも観戦している時のほうが冷静で正しい判断ができるため、観戦者は打っている人の八目先まで手を読むことができるという意味から。
弓道八節(きゅうどうはっせつ)
弓道での弓を射る時の八つの基本動作のこと。 一つの動作を竹の節にたとえ、動作の一つ一つはしっかりと区分されているが、動作の全ては竹のように繋がっているということ。
四衢八街(しくはちがい)
大通りがあらゆる方面に通じた大きな街のこと。 またはそのような大きな街のたとえとして用いられる。 「衢」と「街」はどちらも四方に通じる道のこと。
四苦八苦(しくはっく)
とても苦労すること。苦しむこと。 仏教語であらゆる苦しみという意味。 四苦は生、老、病、死のこと。 八苦は四苦に愛別離苦、怨憎会苦、求不得苦、五陰盛苦の四つを加えたもの。 愛する人との別れの苦しみ、愛別離苦。 恨みや憎しみをもった人と会う苦しみ、怨憎会苦。 欲しいものを得ることができない苦しみ、求不得苦。 心身の活動だけで湧き上がる苦しみ、五陰盛苦。
子建八斗(しけんはっと)
優れた才能を激賞した言葉。 「子建」は魏の曹植という人物の字(あざな)。 「八斗」は量の単位のことで、十斗で一石。 宗の謝霊運が「天下が一石の才とするならば曹植の詩の才は八斗を得る」と激賞した故事から。
「八」を含むことわざ
朝寝八石の損(あさねはちこくのそん)
朝寝坊は万事につけて損が多いというたとえ。一石は百升で約百八十リットル。
当たるも八卦、当たらぬも八卦(あたるもはっけ、あたらぬもはっけ)
占いは当たることもあれば、当たらない場合もある。占いの結果をあまり気にするなということ。「八卦」は易占いのこと。
一か八か(いちかばちか)
運を天に任せて思い切ってやってみること。
嘘八百(うそはっぴゃく)
やたらに嘘をつくこと。また、まったくのでたらめであること。「八百」は数が多いことの意。
江戸は八百八町、大坂は八百八橋(えどははっぴゃくやちょう、おおさかははっぴゃくやばし)
江戸は町の数が多く、大阪には橋が多くて、どちらも町並みが広くにぎわっているということ。「八百八」は実数ではなく、数の多さを表す。
鬼も十八、番茶も出花(おにもじゅうはち、ばんちゃもでばな)
器量が悪くても、年ごろになれば誰でも娘らしい魅力が出てくるということ。鬼の娘でも十八という年ごろになれば娘らしくなるし、安い番茶も入れたては香りがよくおいしいという意から。