漢字「九」について
九の部首・画数・読み方・意味・九を含む言葉・四字熟語・ことわざなどの情報です。
漢字構成
「九」を含む漢字
- 丸
- 㐇
- 勼
- 厹
- 仇
- 卆
- 氿
- 叴
- 扏
- 艽
- 尻
- 犰
- 宄
- 伜
- 朹
- 奿
- 旮
- 杂
- 汍
- 㶢
- 旭
- 执
- 旯
- 纨
- 芄
- 轨
- 㞍
- 犱
- 肍
- 抛
- 究
- 肒
- 㳃
- 忰
- 鸠
- 匦
- 秇
- 㘲
- 䆒
- 䒯
- 势
- 泦
- 㿪
- 枠
- 䀓
- 䊵
- 染
- 軌
- 疩
- 訄
- 㖌
- 䎠
- 笂
- 訅
- 垫
- 紈
- 砕
- 㐜
- 䜪
- 热
- 贽
- 粋
- 訙
- 㔟
- 㙀
人名読み・名のり(名前での読み)
- かず
- ここ
- ただ
- ちか
- ひさ
- ひさし
地名での読み
「九」を含む地名を全て見る「九」を含む名字
「九」を含む名字を全て見る「九」を含む言葉・熟語
「九」を含む四字熟語
一言九鼎(いちげんきゅうてい)
国の動向に関わる重要な言葉。 「九鼎」は古代中国で使われた、祭器としても使われる三本足の鍋。
一日九回(いちじつきゅうかい)
ひどく心配して、悩み苦しむこと。 「九」は何度もということ。 一日に何度も腸がねじれるほどに悩み苦しむということから。 「一日九廻」とも書く。
一日九遷(いちじつきゅうせん)
あっという間に出世すること。 「九遷」は官位が九回上がること。 一日に官位が九回上がるという意味から。 皇帝から寵愛を受けていることをいう言葉。 「一日九たび遷る」とも読む。
一夕九徙(いっせききゅうし)
一晩の間に何度も居場所が変わること。 または、一定の居場所にいないため、どこにいるかわからないこと。 「一夕」は一晩。 「九」は数が多いことのたとえ。 「徙」は移動すること。 中国の後漢の時代の李コウは、暗殺を恐れて夜中に何度も居場所を変えていたために、同居している人ですら居場所が分からなかったという故事から。
鶴鳴九皐(かくめいきゅうこう)
世間から離れて暮らしていても、よい名声が自然と知られること。 「九皐」は山の奥深い場所にある沼沢。 山奥にある沼沢で美しい鳴き声の鶴が鳴くという意味から。 山の奥深くに隠居している賢者の名声は、自然と広まるということをたとえた言葉。
九夏三伏(きゅうかさんぷく)
夏の一番暑い時期のこと。 「九夏」は夏の季節の九十日間。 「三伏」は初伏、中伏、末伏のこと。 夏至以降の三回目の庚の日を初伏、四回目の庚の日を中伏、立秋の後の最初の庚の日を末伏という。
「九」を含むことわざ
お前百までわしゃ九十九まで(おまえひゃくまでわしゃくじゅうくまで)
夫婦がともに元気で仲睦まじく長生きしたいと願う言葉。「お前」は夫、「わしゃ」は妻のことで、この後に「共に白髪の生えるまで」と続く。
九牛の一毛(きゅうぎゅうのいちもう)
多数の中のわずかな一部分のこと。取るに足りないことのたとえ。 「九牛」は、多くの牛のこと。 多くの牛の中の一本の毛のことから。
九死に一生を得る(きゅうしにいっしょうをえる)
ほとんど助かる見込みがないと思われる危険な状態に陥りながら、かろうじて助かること。 「十のうち、九が死、一が生」のような助かる見込みがほとんどない状況で生き残るとの意から。 「万死に一生を得る」「万死の中に一生を得」「万死を出でて一生に遇う」「九死一生」などともいう。
九仞の功を一簣に虧く(きゅうじんのこうをいっきにかく)
長い間の努力も最後のわずかなところでやめてしまえば無駄になることのたとえ。 「九仞」は非常に高い、「一簣」は一杯のもっこの意。 高い山を築くのに、最後のもっこ一杯の土を虧く(欠く)と完成しないとの意から。
九尺二間に戸が一枚(くしゃくにけんにとがいちまい)
間口が九尺、奥行き二間、入り口の戸が一枚だけというような、きわめて狭く粗末な家のたとえ。
三十九じゃもの花じゃもの(さんじゅうくじゃものはなじゃもの)
三十九歳はまだ三十代、これからが盛りで人生の花を咲かせる時期だということ。「四十四十と人言うけれど三十九だもの花だもの」という俗謡から。