漢字「搗」
異体字
異体字とは
異体字とは同じ意味・読み方を持つ字体の異なる字のことです。
※ 「万」-「萬」 「竜」-「龍」 「国」-「國」 など
?異体字とは
異体字とは同じ意味・読み方を持つ字体の異なる字のことです。
※ 「万」-「萬」 「竜」-「龍」 「国」-「國」 など
筆順(書き順)
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「搗」の読み方
搗つ(うつ)
搗つ(かつ)
搗てて(かてて)
搗く(たたく)
搗く(つく)
「搗」を含む言葉・熟語
かち合う・搗合う(かちあう)
物同士が互いにぶつかること。
搗栗・勝栗(かちぐり)
乾燥させた栗を臼で搔いて殻と渋皮を取り除いたもの。「搔ち」を音の同じ「勝ち」にかけたもので、縁起がよいとされるもの。
かち割り・搗ち割り(かちわり)
大きな氷を割って小さくしたもの。ぶっかき。
搗布(かじめ)
かち上げる・搗上げる(かちあげる)
米つき・米搗(こめつき)
「搗」を含むことわざ
頼めば越後から米搗きにも来る(たのめばえちごからこめつきにもくる)
真心をつくして頼めば、人はどんな難儀なことでも承知してくれるというたとえ。心から頼めば、遠い越後から米搗きに来てくれるという意から。
提灯で餅を搗く(ちょうちんでもちをつく)
思い通りにいかないことのたとえ。 または、年老いた男性の性事情を馬鹿にしていう言葉。
搗いた餅より心持ち(ついたもちよりこころもち)
品物をもらったことより、その心づかいがなおうれしいということ。
搗き臼で茶漬け(つきうすでちゃづけ)
大きすぎる物を小さな物のかわりには使おうとするたとえ。餅つき臼は、茶漬けを食べるには大きくて使えない、大は小を兼ねないということ。