漢字「柳」
異体字
異体字とは
異体字とは同じ意味・読み方を持つ字体の異なる字のことです。
※ 「万」-「萬」 「竜」-「龍」 「国」-「國」 など
?異体字とは
異体字とは同じ意味・読み方を持つ字体の異なる字のことです。
※ 「万」-「萬」 「竜」-「龍」 「国」-「國」 など
漢字構成
「柳」と似ている漢字
「柳」と似ている漢字を全て見る人名読み・名のり(名前での読み)
- やな
地名での読み
柳を含む地名(地名辞典)「柳」を含む名字
「柳」を含む名字(名字辞典)筆順(書き順)
「柳」の読み方
柳(やなぎ)
「柳」を含む言葉・熟語
「柳」を含む四字熟語
花街柳巷(かがいりゅうこう)
色町のこと。 「花街」は花が咲いている町、「柳巷」は柳の木が多くある街路のことで、遊郭には柳の木が多く植えられていたことと、花の美しさを女性にたとえたといわれている。
花顔柳腰(かがんりゅうよう)
美人を言い表す言葉。 「花顔」は花のように美しい顔。 「柳腰」は柳のように細く、しなやかな腰。
花紅柳緑(かこうりゅうりょく)
人が手を加えていない自然のままの美しさのこと。 紅い花と緑の柳ということから、春の美しい景色を言い表す言葉。 禅宗では、花は紅く、柳は緑という自然そのものの姿こそが悟りの境地であることをいう。
顔筋柳骨(がんきんりゅうこつ)
中国の唐の時代の楷書の四大書家の二人である、顔真卿と柳公権の筆法の重要な部分。 または、それらを習得していること。 「筋」は筋肉、「骨」は骨格のことで、書道のこつや骨組みのたとえ。または、力強いことのたとえ。
尋花問柳(じんかもんりゅう)
春の風景を楽しむこと。 または、花町で遊ぶことのたとえ。 「尋花」は花を探して、素晴らしさを味わうこと。 「花」と「柳」を妓女にたとえ、花町のことをいう。 「花を尋ねて柳を問う」とも読む。
折花攀柳(せっかはんりゅう)
色町で遊女や芸者と遊ぶこと。 「折花」は花を手で折って取ること。 「攀柳」は柳の木に登ること。 美しい女性を花にたとえ、色町には多くの柳の木が植えられていたということから。
「柳」を含むことわざ
いつも柳の下に泥鰌はいない(いつもやなぎのしたにどじょうはいない)
一度うまくいったからといって、いつも同じ方法でうまくいくとはかぎらないということ。柳の下で一度泥鰌を捕まえたからといって、そこでいつも泥鰌を捕まえられるとはかぎらないという意から。
風に柳(かぜにやなぎ)
柳が風になびくように、巧みに受け流して穏やかにあしらうこと。「柳に風」ともいう。
好いた水仙好かれた柳(すいたすいせんすかれたやなぎ)
お互いに好き合った男女を水仙と柳になぞらえたもの。
蒲柳の質(ほりゅうのしつ)
からだが弱く、病気になりやすい体質のこと。「蒲柳」は、川柳の異名。細く弱そうで、秋になると他の木々より早く散ることから。
柳に風(やなぎにかぜ)
柳が風になびくように、逆らわずに穏やかにあしらうこと。「風に柳」ともいう。
柳に雪折れなし(やなぎにゆきおれなし)
一見弱そうに見えても、柔らかいものは、堅いものよりもむしろ強いというたとえ。柳の枝はよくしなうので雪が積もっても折れることがないということから。「柳に風折れなし」ともいう。