漢字「揚」について
揚の部首・画数・読み方・意味・揚を含む言葉・四字熟語・ことわざなどの情報です。
異体字
異体字とは
異体字とは同じ意味・読み方を持つ字体の異なる字のことです。
※ 「万」-「萬」 「竜」-「龍」 「国」-「國」 など
?異体字とは
異体字とは同じ意味・読み方を持つ字体の異なる字のことです。
※ 「万」-「萬」 「竜」-「龍」 「国」-「國」 など
漢字構成
「揚」と似ている漢字
「揚」と似ている漢字を全て見る人名読み・名のり(名前での読み)
- あき
- たか
- のぶ
- よ
地名での読み
「揚」を含む地名を全て見る「揚」を含む名字
「揚」を含む名字を全て見る「揚」を含む言葉・熟語
揚がり屋・揚り屋・揚屋(あがりや)
江戸時代にあった、特別な牢のこと。御目見得以下の旗本・御家人、大名・旗本の家来、僧侶、新刊、女性などが収容された。
揚がる(あがる)
高くあげられること。かかげられること。
揚繰網・網繰網・揚繰り網・網繰り網(あぐりあみ)
漁業に用いる巻き網の一種。
二隻の船で一つの網をつけておろし、網の下のほうから繰り上げて、魚群を捕らえる。揚げ(あげ)
油の中に入れて加熱する。また、そうしたもの。
揚げ足・挙げ足・揚足・挙足(あげあし)
相撲や柔道などで、宙に浮きあがった足。
揚げ油・揚油(あげあぶら)
揚げ料理で使う食用油。サラダ油やごま油など。
「揚」を含む四字熟語
遏悪揚善(あつあくようぜん)
悪い行いには罰則を与えて禁止し、善い行いには褒賞を与えて奨励すること。 「遏悪」は悪い行いを禁止したりとどめたりすること。 「揚善」は善い行いを奨励したり誉めたりすること。 「悪を遏(とど)め善を揚(あ)ぐ」とも読む。
意気揚揚(いきようよう)
威勢がよく誇らしげに振る舞う様子。 「揚揚」は非常に得意げな様子。
隠悪揚善(いんあくようぜん)
他人の悪いところは言わずに、善いところを広めること。 または、悪いことをおさえて、善いことに着目して広めること。 「隠悪」は悪い部分を隠すこと。 「揚」は世間に広く知らせるという意味。 「悪を隠して善を揚ぐ」とも、「悪を隠えて善を揚ぐ」とも読む。
鷹揚自若(おうようじじゃく)
落ち着いていて、何事にも動揺しない様子。 「鷹揚」は余裕があり、大らかなこと。 「自若」は落ち着いていて、慌てることがないこと。
激濁揚清(げきだくようせい)
悪を取り除き、善を勧めること。 「濁」は濁った流れことで、悪のたとえ。 「清」は清らかな水のことで、善のたとえ。 悪を激流に流して、善を上に押し上げるという意味から。 「濁を激して清を揚ぐ」とも読む。 「揚清激濁」ともいう。
国威発揚(こくいはつよう)
国家が国外へ威光を示すこと。 「国威」は国家の威光を奮い立たせて、外へ示すこと。 「発揚」は勢いを盛んにすること。
「揚」を含むことわざ
揚げ足を取る(あげあしをとる)
相手の言い間違いや言葉じりをとらえて、やり込めたり皮肉ったりすること。 相手のあげた足を取って倒すように、相手の失言や失敗につけ込むことから。
アドバルーンを揚げる(あどばるーんをあげる)
意図的に情報の一部を流して、世間の反響や相手の出方を見ること。
意気が揚がる(いきがあがる)
何かをやり遂げようとする積極的な気持ちが高まること。
得手に帆を揚げる(えてにほをあげる)
絶好の機会に恵まれ、得意になって事を行うこと。 「得手」は、得意とすること。 「得手に帆を掛ける」ともいう。
追風に帆を揚げる(おいてにほをあげる)
勢いに乗って物事が順調に進むたとえ。 追い風に帆を揚げれば船は早く進むことから。 「順風に帆を上げる」ともいう。
凱歌を揚げる(がいかをあげる)
試合や戦争などの戦いに勝利して喜ぶ。 「凱歌」は、勝利を祝う歌。 「挙げる」は「上げる」「挙げる」とも書く。