漢字「勝」について
勝の部首・画数・読み方・意味・勝を含む言葉・四字熟語・ことわざなどの情報です。
異体字
異体字とは
異体字とは同じ意味・読み方を持つ字体の異なる字のことです。
※ 「万」-「萬」 「竜」-「龍」 「国」-「國」 など
?異体字とは
異体字とは同じ意味・読み方を持つ字体の異なる字のことです。
※ 「万」-「萬」 「竜」-「龍」 「国」-「國」 など
漢字構成
「勝」を含む漢字
「勝」と似ている漢字
「劵」を含む漢字を全て見る人名読み・名のり(名前での読み)
- すぐる
- とう
- のり
- まさ
- まさる
- ます
- よし
地名での読み
「勝」を含む地名を全て見る「勝」を含む名字
「勝」を含む名字を全て見る「勝」を含む言葉・熟語
「勝」を含む四字熟語
一六勝負(いちろくしょうぶ)
ばくちのこと。また、運任せの思い切った行動のこと。 「一六」はさいころの目のこと。 さいころを振って、一の目が出るか、六の目が出るかを賭けて勝負するということから。
得手勝手(えてかって)
他人のことは考えず、自分の都合ばかりを考えて好き勝手に行動すること。
勝手気儘(かってきまま)
他人のことを考えず、自分の思ったままに振る舞うこと。
我慢勝他(がまんしょうた)
他の人以上に自分の考えを押し通すこと。 または、自分は他の人よりもすぐれていると思い上がって見下すこと。 仏教の言葉で、「我慢」は七慢のうちの一つで、自負心が強いこと。 「勝他」は他の人よりもすぐれていると思うこと。
師勝資強(ししょうしきょう)
師も弟子もどちらも優れていること。 「資」は弟子のこと。 「勝」と「強」はどちらもすぐれていて立派という意味。
出奇制勝(しゅっきせいしょう)
相手が思いつかないような策略を使って勝つこと。 「奇」は相手が思いつかないような策略、奇策。 「奇を出だして勝ちを制す」とも読む。
「勝」を含むことわざ
あるはないに勝る(あるはないにまさる)
何事であれ、まったく無いよりは少しでもあるほうがましということ。
言い勝ち功名(いいがちこうみょう)
多少筋が通らない意見でも、たくさんしゃべる人の意見に賛同する人が増え、結局は支持されるようになるということ。つまり、黙っていては、どんな良い意見も人には伝わらないということ。
生きている犬は死んだライオンに勝る(いきているいぬはしんだらいおんにまさる)
どんな偉人でも死んでしまってはおしまいだから、凡人でも生きてる方がいいということ。
言わぬは言うに勝る(いわぬはいうにまさる)
口に出して言うより黙っていたほうが、深い意味を相手に伝えることがあるということ。
得手勝手は向こうには効かない(えてかってはむこうにはきかない)
自分の都合のいいように振る舞っても、なかなか相手が応じてはくれないということ。
買うは貰うに勝る(かうはもらうにまさる)
人から物を貰えば得したような気がするが、気持ちの負担になるし相手に借りができてしまったりする。物はもらうよりも自分で買うほうがよいということ。