漢字「商」について
商の部首・画数・読み方・意味・商を含む言葉・四字熟語・ことわざなどの情報です。
「商」の部首・画数・読み方・意味など
部首 | 口(くち・くちへん) 亠(なべぶた・けいさんかんむり) |
---|---|
画数 | 11画(口3+8 / 亠2+9) |
音読み | |
訓読み | |
意味 | あきなう。あきない。品物を売買する。 |
あきんど。あきないをする人。商売人(しょうばいにん)。 | |
はかる。見積もる。比べ合わせて考える。 | |
五音(ゴイン)「宮(キュウ)・商(ショウ)・角(カク)・徴(チ)・羽(ウ)」のひとつ。 | |
古代中国の王朝の名。殷(イン)の別名。商朝とも呼ばれる。 | |
星の名。心宿。 | |
割り算での答え。割り算で得た値。 | |
種別 | 教育漢字常用漢字名前に使える漢字 |
学年 | 小学校3年生 |
漢検級 | 8級 |
JIS水準 | 第1水準 |
Unicode | U+5546 |
異体字
異体字とは
異体字とは同じ意味・読み方を持つ字体の異なる字のことです。
※ 「万」-「萬」 「竜」-「龍」 「国」-「國」 など
?異体字とは
異体字とは同じ意味・読み方を持つ字体の異なる字のことです。
※ 「万」-「萬」 「竜」-「龍」 「国」-「國」 など
※補足
「※補足欄参照」と記載している字形は、旧字体として扱うこともあります。
「商」を含む言葉・熟語
「商」を含む四字熟語
士魂商才(しこんしょうさい)
「士魂」は武士の魂、「商才」は商売の才能。 実業家や商人の理想や心構えのことで、武士の魂と商売の才能のどちらも持つこと。
士農工商(しのうこうしょう)
日本の江戸時代にあった四つの身分階級のことで、武士、農民、工人、商人のこと。
商山四皓(しょうざんのしこう)
乱世を避けて、商山に隠遁した四人の老人のこと。 「商山」は中国にある山の名前。 「四皓」はあごひげと眉が白い四人の老人のこと。 中国の秦の時代、東園公、夏黄公、ロク里先生、綺里李の四人が乱世を避けて商山に隠遁したという故事から。 「商山四皓図」とも言われ、水墨画の画題としてよく使われる。
商売繁盛(しょうばいはんじょう)
商いがうまくいって利益が出て、賑わい栄えること。 「繁盛」は賑わい、栄えること。 「商売繁昌」とも書く。
参商之隔(しんしょうのへだて)
距離が非常に離れているために、会う機会がないこと。 または、夫婦や家族が別れたり、不仲になることのたとえ。 「参」はオリオン座の星、参星。 「商」はさそり座の星、商星。 東西に遠く離れた二つの星は、空に同時に現れることはないということから。 古代中国の高辛氏の二人の息子は仲が悪く、いつも争いをしていたために、互いに遠く離れた参星と商星をつかさどらせたという伝説から。
「商」を含むことわざ
商い三年(あきないさんねん)
商いは始めてから三年くらいたたないと、利益を得るようにはならない。三年は辛抱せよというおしえ。
商い上手の仕入れ下手(あきないじょうずのしいれべた)
客に物を売るのはうまいが、仕入れがへたで儲からないということ。
商いは牛の涎(あきないはうしのよだれ)
商売のこつは牛のよだれのように細く長く切れ目なく、気長に辛抱して続けることだということ。
商いは数でこなせ(あきないはかずでこなせ)
商売のこつは薄利多売だということ。
商いは門々(あきないはかどかど)
商売のこつは客を観察してその客に合った物を売ることだということ。
商いは門門(あきないはかどかど)
商売のこつは客を観察してその客に合った物を売ることだということ。