漢字「公」について
公の部首・画数・読み方・意味・公を含む言葉・四字熟語・ことわざなどの情報です。
異体字
異体字とは
異体字とは同じ意味・読み方を持つ字体の異なる字のことです。
※ 「万」-「萬」 「竜」-「龍」 「国」-「國」 など
?異体字とは
異体字とは同じ意味・読み方を持つ字体の異なる字のことです。
※ 「万」-「萬」 「竜」-「龍」 「国」-「國」 など
漢字構成
「公」を含む漢字
- 伀
- 兊
- 讼
- 㳂
- 忪
- 㝐
- 妐
- 彸
- 㕬
- 枩
- 忩
- 昖
- 炂
- 兖
- 松
- 枀
- 玜
- 衳
- 瓮
- 恱
- 㣞
- 倯
- 凇
- 翁
- 衮
- 蚣
- 颂
- 舩
- 毤
- 䇗
- 倊
- 崧
- 捴
- 梥
- 萒
- 䡆
- 淞
- 訟
- 庺
- 㟣
- 䓗
- 䚗
- 菘
- 㥖
- 䐋
- 傟
- 勜
- 棇
- 焧
- 鈆
- 蓊
- 滚
- 䙂
- 嵡
- 硹
- 蓘
- 㨣
- 㺋
- 嗡
- 塕
- 頌
- 慃
- 滃
- 䘴
- 㙥
人名読み・名のり(名前での読み)
- あきら
- いさお
- きみ
- きん
- さと
- たか
- ただ
- ただし
- とおる
- とも
- なお
- ひと
- ひろ
- まさ
- ゆき
地名での読み
「公」を含む地名を全て見る「公」を含む名字
「公」を含む名字を全て見る「公」を含む言葉・熟語
銀杏・公孫樹(いちょう)
イチョウ目イチョウ科の落葉高木。中国原産の裸子植物で、高さは三十メートルをこえるものもある。秋になると扇形の葉が黄色くなる。実は食用できるが、子どもや一度に多く食べると中毒になる可能性がある。材は加工しやすく、建築や碁盤などに使われる。
官公署(かんこうしょ)
国と地方公共団体のそれぞれの機関の総称。官署と公署。
官公庁(かんこうちょう)
国と地方公共団体の役所。
貴公(きこう)
二人称の一つ。男性が立場が同等以下の男性をいうもの。元は同等以上の男性をいった。
貴公子(きこうし)
身分の高い家柄の若い男子。貴族の男子をいう。
公卿(くぎょう・くげ・こうけい)
律令制での朝廷に仕えた高官である「公」と「卿」の総称。「公」は大臣、「卿」は大納言、中納言、三位以上の官人をいう。
「公」を含む四字熟語
懿公喜鶴(いこうきかく)
大切にすべきものを軽く扱い、くだらないものを大切にしたために身を滅ぼすことのたとえ。 「懿公」は人の名前。 衛の国の懿公は、家臣や国民を大切にせず、動物の鶴を好んで爵位を与えて大切にしていたが、戦争になると兵隊は鶴に戦わせればよいと言って協力せず、懿公は身を滅ぼしたという故事から。 「懿公鶴を喜む」とも読む。
懿公好鶴(いこうこうかく)
大切にすべきものを軽く扱い、くだらないものを大切にしたために身を滅ぼすことのたとえ。 「懿公」は人の名前。 衛の国の懿公は、家臣や国民を大切にせず、動物の鶴を好んで爵位を与えて大切にしていたが、戦争になると兵隊は鶴に戦わせればよいと言って協力せず、懿公は身を滅ぼしたという故事から。
一国三公(いっこくさんこう)
指示を出す人が多すぎて、統率が取れなくなること。 三人の君主が一つの同じ国にいるということから。 「三公」は三人の君主。
隠公左伝(いんこうさでん)
読書や勉強を続けられず、すぐに辞めてしまうこと。 「左伝」は春秋左氏伝という名前の中国の歴史書のこと。 春秋左氏伝の最初の「隠公」という記事で、読むのを辞めてしまうということから。
于公高門(うこうこうもん)
人知れず善行を積んだ家の子孫は繁栄することのたとえ。 「于公」は人物名で、漢代に丞相になった于定国の父のこと。 于公は裁判官として公平に裁判を処理して、ひそかに善行を積んでいた。 彼の住む村の門を修理するときに、人知れず善行を積む家の子孫は出世して繁栄するだろうと、門を広大に作った故事から。
廓然大公(かくぜんたいこう)
不満や疑念などなく、さっぱりとしていて、心に偏りがないこと。 聖人の心構えを学ぶための心構えをいう言葉。 「廓然」は心が広く、わだかまりのないこと。 「大公」は私心がなく、公平なこと。 「廓然太公」とも書く。
「公」を含むことわざ
片口聞いて公事を分くるな(かたくちきいてくじをわくるな)
訴訟の裁きは、一方の言い分だけを聞いて判定してはいけないということ。「片口」は一方だけの言い分、「公事」は訴訟のこと。
愚公、山を移す(ぐこう、やまをうつす)
何事も忍耐強く努力を続ければ、かならず成就するというたとえ。 昔、愚公という老人が、家の前にある二つの山を他に移そうと努力を続けた。「私が死んでも子孫に引き継いで続ければいつか必ず出来る」と言った愚公の志に感動した天帝(神)が、山を移してやったという故事から。
公然の秘密(こうぜんのひみつ)
表向きは秘密とされているが、実際には広く世間に知れ渡っていること。 「公然」は誰もが知っているということ。
三人寄れば公界(さんにんよればくがい)
人が三人集まれば、そこはもう公の場所と考えるべきであり、そこでの言動を秘密にするのは難しいということ。 「公界」は、公の場所。世間。
述懐奉公身を持たず(じゅっかいぼうこうみをもたず)
不平、不満を持ちながら働いていても、身が持たないということ。
乃公出でずんば(だいこういでずんば)
「もし自分がやらなければ、いったい他の誰ができるのというのか」の意。 「乃公」は男子が自分のことを尊大に言う語。俺さま・吾輩の意。