漢字「払」
異体字
異体字とは
異体字とは同じ意味・読み方を持つ字体の異なる字のことです。
※ 「万」-「萬」 「竜」-「龍」 「国」-「國」 など
?異体字とは
異体字とは同じ意味・読み方を持つ字体の異なる字のことです。
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?標準字体・許容字体とは
標準字体・許容字体とは「漢字検定1級・準1級の解答に用いても正解とされる字体」です。
筆順(書き順)
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「払」の読み方
払う(はらう)
「払」を含む言葉・熟語
開け払う・明け払う(あけはらう)
戸や障子など開けられる限度まで開けること。開け放す。
後払い(あとばらい)
代金や料金などを後で払うこと。
一時払い(いちじばらい)
代金などを一回で全て支払うこと。一括払い。
打ち払う・討ち払う・撃ち払う(うちはらう)
払って取り除くこと。
打ち払い(うちばらい)
代金や借金の一部を先に支払うこと。
追い払う(おいはらう)
妨げになるものを追って退かせること。
「払」を含むことわざ
辺りを払う(あたりをはらう)
周囲の人が近寄りがたいほど、堂々としていて威厳があるさま。
熱火子に払う(あつびこにはらう)
緊急事態には、利己心が醜く現れることのたとえ。 炎が自分に迫ってきた時は、大事な我が子の方へでも炎を払いのけて助かろうとする意から。 「熱火、子にかく」とも。
ある時払いの催促なし(あるときばらいのさいそくなし)
金の都合がついた時に返せばいい、催促は一切しないという寛大な借金の返済条件をいう言葉。
お払い箱になる(おはらいばこになる)
使用人が辞めさせられること。 また、要らなくなったものが捨てられること。 伊勢神宮にある「お祓(はら)い箱」は、中の札が毎年取り換えられて古い札は捨てられることから。 「祓い」を「払い」に掛けて言ったもの。
お髭の塵を払う(おひげのちりをはらう)
身分の高い人や権力のある人にこびへつらうたとえ。中国宋の丁謂が、宰相の寇準の髭が吸い物で汚れたのを拭いたという故事から。
犠牲を払う(ぎせいをはらう)
目的を果たすために、命や大事なものを失ったりすること。