漢字「無」
筆順(書き順)
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「無」の読み方
無い(ない)
「無」を含む言葉・熟語
敢え無い(あえない)
予想よりも脆い。あっけない。
飽くなき・飽く無き(あくなき)
満足せずに物事を強く追い求めようとする様子。
味気ない・味気無い(あじきない)
物事に興味がわかず、面白みや風情などが感じられない。味わいがない。つまらない。
味気ない・味気無い(あじけない)
物事に興味がわかず、面白みや風情などが感じられない。味わいがない。つまらない。
後が無い(あとがない)
それ以上退くことが出来ない。絶体絶命なさま。
有り無し(ありなし)
有ることと無いこと。有るか無いか。
「無」を含む四字熟語
悪逆無道(あくぎゃくむどう)
人の道をはずれた計り知れないほどの悪行のこと。 「悪逆」は律令法の八逆の中の一つで親族殺しのこと。 「無道」は人としての道理にはずれていること。
鴉雀無声(あじゃくむせい)
周囲に動くものもなく、静まりかえった様子のこと。 鴉(からす)や雀(すずめ)の鳴き声すらしないという意味から。
安心無為(あんじんむい)
信仰することで得た心の安らぎ。
安穏無事(あんのんぶじ)
問題ごともなく、世の中や暮らしが穏やかで安らかなさま。
一事無成(いちじむせい)
一つの物事ですら最期までやり遂げることができないこと。 何一つ成果を得られないという意味から。 「一事成ること無し」とも読む。
一望無垠(いちぼうむぎん)
一目ではるかかなたまで広々と見渡せること。 広々と見晴らしの良い景色をいう。 「垠」は地の果てのこと。 「一望垠(はて)は無し」とも読む。
「無」を含むことわざ
有るか無きか(あるかなきか)
有るのか無いのかわからないほど、ほんのわずかなさま。
有無相通じる(うむあいつうじる)
互いに足りないものを交換し融通し合うこと。
有無を言わせず(うむをいわせず)
相手の承知不承知に関係なく。無理やりに。否応なしに。
遠慮は無沙汰(えんりょはぶさた)
遠慮もほどほどにしないと、かえって失礼になるということ。先方の迷惑を考え遠慮して訪問を控えると、ついご無沙汰をすることになり、礼を欠くことになるという意から。「遠慮が無沙汰」ともいう。
奥行きが無い(おくゆきがない)
知識や考えなどに深みがないこと。思慮深さがないこと。
音沙汰が無い(おとざたがない)
何の便りもない。消息が不明である。