漢字「茶」について
茶の部首・画数・読み方・意味・茶を含む言葉・四字熟語・ことわざなどの情報です。
「茶」を含む言葉・熟語
「茶」を含む四字熟語
家常茶飯(かじょうさはん)
毎日起こるようなよくある出来事のこと。 いつもと同じ茶と飯ということで、いつもの食事という意味から。
日常茶飯(にちじょうさはん)
頻繁に起こるような、よくある出来事のこと。 ありきたりな出来事を日常の食事(茶と飯)にたとえた言葉。 「日常茶飯事」や「茶飯事」ともいう。
無茶苦茶(むちゃくちゃ)
物事の筋道が立たないこと。 または、物事の程度をひどく超えていること。 「苦茶」は「無茶」を強調する言葉。 もとは平仮名の言葉で漢字を当てた言葉とされる。
目茶目茶(めちゃめちゃ)
物事の筋道が立たないこと。 または、物事の程度をひどく超えていること。 または、ひどく混乱している様子。 「目茶」は当て字で、同じ言葉を重ねて強調した言葉。 「滅茶滅茶」とも書く。
「茶」を含むことわざ
朝茶は七里帰っても飲め(あさちゃはしちりかえってものめ)
朝の茶は一日の災難よけなので、飲み忘れて旅立ちしたら、たとえ七里の道を戻ってでも飲むべきだということ。
朝飯前のお茶漬け(あさめしまえのおちゃづけ)
ものごとが容易にできることのたとえ。 朝飯前の空腹時に食べるお茶漬けは、さらさらと簡単に食べられるということから。
余り茶に福あり(あまりちゃにふくあり)
余っている物の中にも、思いがけずよいものがあるということ。
お茶の子さいさい(おちゃのこさいさい)
物事をたやすく行うことができる様子。
お茶を濁す(おちゃをにごす)
いいかげんな処置によって、その場をごまかすこと。 茶の湯の作法を知らない者が、抹茶を適当にかきまぜて濁らせ、それらしく見せたことから。
お茶を挽く(おちゃをひく)
暇を持て余すこと。特に、芸者などが客がつかずに暇でいること。 茶臼で葉茶をひくのは、暇な遊女の仕事とされていたことから。