漢字「月」
漢字構成
「月」を含む漢字
- 肊
- 肋
- 䏌
- 肌
- 肍
- 刖
- 䏍
- 肎
- 仴
- 有
- 䏏
- 肘
- 肑
- 肗
- 肟
- 阴
- 㳉
- 肚
- 肒
- 肙
- 肠
- 肓
- 肛
- 肔
- 肜
- 䏎
- 肖
- 肝
- 岄
- 抈
- 肐
- 肕
- 肞
- 佾
- 冐
- 朋
- 䏔
- 䏘
- 䏜
- 股
- 肪
- 肱
- 青
- 肦
- 肮
- 肶
- 肻
- 肿
- 胟
- 侑
- 㱚
- 明
- 服
- 䏐
- 䏕
- 䏙
- 䏝
- 肢
- 肬
- 育
- 䢁
- 朊
- 肧
- 肷
- 肼
人名読み・名のり(名前での読み)
- づき
地名での読み
月を含む地名(地名辞典)筆順(書き順)
「月」の読み方
月(つき)
「月」を含む言葉・熟語
悪月(あくげつ)
陰暦の五月の別称。何をするにもよくないとされる。
後月(あとげつ)
先月。前月。前の月。
一月(いちがつ)
一年の一番初めの月。正月。睦月。
卯月(うづき)
陰暦の四月の別称。
朧月(おぼろづき)
春にぼんやりと霞んで見える月。
朧月夜(おぼろづきよ)
ぼんやりと霞んで見える月が春の夜。朧夜。
「月」を含む四字熟語
愛月撤灯(あいげつてっとう)
ものを大切にして可愛がる程度が、極めて激しいこと。 「愛月」は月を愛すること。 「徹灯」は光源となる灯りを撤去すること。 中国の唐の蘇テイは、酒を飲みながら詩を作る宴席で、月明かりがとても美しかったので、灯りを撤去させたという故事から。 「月を愛して灯を撤す」とも読む。
一月三舟(いちがつさんしゅう)
仏の教えは一つなのに、受け手によりそれぞれの解釈があるということ。 同じ一つの月でも、停止している舟から見れば止まって見え、北へ動く舟から見れば北へ動いているように見え、また南へ動く舟から見れば南へ動いているように見えるということから。
一竿風月(いっかんふうげつ)
俗世にとらわれず、自然の中でのんびりと自由な生活を送ること。 「竿」は釣竿のこと。 「風月」は自然を親しみ、風流を楽しむこと。 一本の釣竿を持って、風流を楽しむということから。
雲心月性(うんしんげっせい)
清らかな心があり、地位や利益にこだわらないこと。 人の心や性質を清らかな月と雲にたとえた言葉。
雲壌月鼈(うんじょうげつべつ)
両者の違いが非常に大きいこと。 「雲壌」は天と地。 「月鼈」は月とすっぽん。 どちらも違いが大きいことのたとえとして使われる言葉。
猿猴取月(えんこうしゅげつ)
自身の地位や能力を過信して、欲を出しすぎて身を滅ぼすこと。 「猿猴」は動物の猿こと。 猿たちが木の枝から次々と尾をつかんでぶら下がって、井戸の中の水に映った月を取ろうとすると、枝が折れてしまい、猿たちは溺れ死んだという昔話から。 「猿猴月を取る」とも読む。
「月」を含むことわざ
明るけりゃ月夜だと思う(あかるけりゃつきよだとおもう)
考え方が単純で現実を知らないことのたとえ。外が明るいとすべて月夜だと思う意から。
後から剝げる正月言葉(あとからはげるしょうがつことば)
上品ぶった言葉や、うわべだけ飾った体裁だけのお世辞は、すぐに化けの皮がはがれるということ。「正月言葉」は正月に使う体裁ぶった言葉の意で、上品ぶった使いなれない言葉のこと。
雨夜の月(あまよのつき)
想像するだけで、現実には見ることのできないもののたとえ。雨夜にも月はあるはずだが、目には見えないことから。
Rのない月の牡蠣はよくない(あーるのないつきのかきはよくない)
英語の月名でRの文字が入っていない月(5月~8月)の牡蠣は食べるべきではないということ。 この時期は牡蠣の産卵期にあたることから。 May(5月)、June(6月)、July(7月)、August(8月)このように5月~8月はRの文字が入っていない。
いつも月夜に米の飯(いつもつきよにこめのめし)
飽きることのない気楽な生活のたとえ。また、現実はなかなかそうはいかないということ。昔の人にとって月の光はありがたく、米の飯は貴重だったため、それが毎日続けば言うことがないという意から。「月夜に米の飯」ともいう。
英雄、閑日月あり(えいゆう、かんじつげつあり)
英雄といわれるほどの人物は小事にとらわれず悠然としているので、傍から見ると暇な日々を送っているように見えるということ。 「閑日月」は、暇な月日、また気分がゆったりしていること。