漢字「袒」
筆順(書き順)
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「袒」の読み方
袒ぐ(かたぬぐ)
袒ぐ(はだぬぐ)
「袒」を含む言葉・熟語
左袒(さたん)
「袒」を含む四字熟語
肉袒牽羊(にくたんけんよう)
降伏してその相手に臣下にしてほしいと請い願うこと。 「肉袒」は上半身を脱ぎ裸になることで、どんな罰でも受けるという降伏の意思を表すこと。 「牽羊」は羊をひくという意味で、料理人になり仕えたいという意思を表すこと。
肉袒負荊(にくたんふけい)
上半身を脱いで裸になり、罪人を罰するための荊の鞭を背負い、自ら罰してほしいと心から謝罪すること。 「肉袒」は上半身を脱ぎ裸になることで、どんな罰でも受けるという降伏の意思を表すこと。 「負荊」は罪人を鞭打ちするための荊の鞭を背負うこと。 「肉袒して荊を負う」とも読む。
肉袒面縛(にくたんめんばく)
降伏してその相手に臣下にしてほしいと請い願うこと。 「肉袒」は上半身を脱ぎ裸になることで、どんな罰でも受けるという降伏の意思を表すこと。 「面縛」は手を後ろに縛って、顔だけを見せることで、死の覚悟をすることのたとえ。
偏袒扼腕(へんたんやくわん)
激しく怒ったり、ひどく悔しがる様子。 感情を昂らせる様子を表す言葉。 「偏袒」は着物の片方の袖を脱いで肩を出すこと。 「扼腕」は片手でもう片方の二の腕を強く握ること。 どちらも感情を昂らせることのたとえ。
偏袒右肩(へんだんうけん)
右肩を出して、左肩を袈裟で覆う着方で、恭順の意志を示す。 古代インドの礼法で、右手が利き腕ということから、攻撃の意志を示したもの。