漢字「方」について
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【】方とは?
方は、方向 / 行き先 / いなか / 四角 / 正しい / ならべる / くらべるなどの意味を持つ漢字です。
部首は方部に属し、画数は4画、習う学年は小学校2年生、漢字検定の級は9級です。
読み方には、ホウ / かた / かく / ただ(しい) / まさ(に)などがあります。
「方」の基本情報
部首 | 方部(ほう・ほうへん・かたへん) |
---|---|
画数 | 4画(方4+0) |
音読み | ホウ |
訓読み | かた |
かく | |
ただ(しい) | |
まさ(に) | |
意味 | かた。むき。方位。方向。方角。 |
行き先。向かう場所。 | |
いなか。地方。ある一定の地域。 | |
四角。四角形。方形。 | |
ただしい。正直である。また、きちんとしている。 | |
ならべる。ならぶ。 | |
くらべる。比較する。 | |
やりかた。手段。技術。 | |
同じ数を掛け合わせる。二乗。自乗。 | |
「まさに」と読み、「ちょうど今」「まさしく」などの意を表す。 | |
「はじめて」と読み、「やっと」「ようやく」などの意を表す。 | |
さまよう。あてもなくぶらぶらと歩きまわる。=彷 | |
かた。他人を呼ぶ敬称。 | |
かた。係。担当する人。 | |
かた。ころ。例:夕方 朝方 | |
種別 | 教育漢字 / 常用漢字 / 名前に使える漢字 |
学年 | 小学校2年生 |
漢字検定 | 9級 |
JIS水準 | 第1水準 |
※Unicodeは文字コード欄に移動しました。
「方」の書体
- 明朝体
- 教科書体
- 教科書体(筆順)
- ゴシック体
- 楷書体
- 行書体
- 草書体
- 隷書体
- 篆書体
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NEW漢字練習帳
文字コード
Unicode | U+65B9 |
---|---|
JIS X 0213 | 1-42-93(面区点番号) |
Shift_JIS-2004 | 95FB |
MJ文字図形名 | MJ013099 |
戸籍統一文字番号 | 152750 |
住基ネット統一文字コード | J+65B9 |
検字番号
検字番号とは
検字番号とは、辞書内での漢字の掲載位置を示す番号です。
先頭の字から順に番号が振られているため、検字番号が小さければ前方のページ、検字番号が大きければ後方のページに掲載されていることが分かるため、目的の漢字が掲載されたページにたどり着く上で役立ちます。
検字番号は「漢字番号」「親字番号」などとも呼ばれます。
大漢和辞典 | 13620 |
---|---|
日本語漢字辞典 | 4479 |
新大字典 | 6293 |
大字源 | 3760 |
大漢語林 | 4371 |
漢字構成
「方」を含む漢字
「方」を含む漢字を全て見る常用漢字表付表の語
- 行方(ゆくえ)
- …中学校で習う語
「方」を含む名前
「方」を含む名前を全て見る「方」を含む名字
「方」を含む名字を全て見る「方」を含む地名
「方」を含む地名を全て見る「方」を含む言葉・熟語
- 合方(あいかた)
- 相方(あいかた)
- 相手方(あいてかた)
- 悪形・悪方(あくがた)
- 明け方(あけがた)
- 朝方(あさがた)
- 彼方此方(あちこち・あちらこちら)
- 彼方(あちら)
- 彼方側(あちらがわ)
- 彼方(あっち)
- 貴方・貴男・貴女(あなた)
- 彼方(あなた)
- 貴方任せ・彼方任せ(あなたまかせ)
- あの方・彼の方(あのかた)
- 粗方(あらかた)
- 在り方(ありかた)
- 言い方(いいかた)
- 生き方(いきかた)
- 行き方(いきかた・ゆきかた)
- 一方(いっぽう)
- 一方的(いっぽうてき)
- 医方(いほう)
- 上つ方(うえつかた・うえつがた)
- 牛方(うしかた)
- 打ち方・撃ち方(うちかた)
- 馬方(うまかた)
- 裏方(うらかた)
- 売り方・売方(うりかた)
- 恵方・吉方(えほう)
- 遠方(えんぽう)
「方」を含む四字熟語
- 一方通行(いっぽうつうこう)
- 円孔方木(えんこうほうぼく)
- 円鑿方枘(えんさくほうぜい)
- 円頭方足(えんとうほうそく)
- 血気方剛(けっきほうごう)
- 賢良方正(けんりょうほうせい)
- 五方雑処(ごほうざっしょ)
- 西方浄土(さいほうじょうど)
- 四方八方(しほうはっぽう)
- 食前方丈(しょくぜんほうじょう)
- 処処方方(しょしょほうぼう)
- 授方任能(じゅほうにんのう)
- 水随方円(すいずいほうえん)
- 千方百計(せんぽうひゃっけい)
- 善巧方便(ぜんぎょうほうべん)
- 智円行方(ちえんこうほう)
- 途方途轍(とほうとてつ)
- 八方美人(はっぽうびじん)
- 品行方正(ひんこうほうせい)
- 方鑿円枘(ほうさくえんぜい)
- 方正謹厳(ほうせいきんげん)
- 方正之士(ほうせいのし)
- 方底円蓋(ほうていえんがい)
- 方領矩歩(ほうりょうくほ)
- 無駄方便(むだほうべん)
- 憂来無方(ゆうらいむほう)
- 霊台方寸(れいだいほうすん)
「方」を含むことわざ
- 明後日の方(あさってのほう)
- 彼方立てれば此方が立たぬ(あちらたてればこちらがたたぬ)
- 上を見れば方図がない(うえをみればほうずがない)
- 嘘も方便(うそもほうべん)
- 親方思いの主倒し(おやかたおもいのしゅたおし)
- 親方日の丸(おやかたひのまる)
- 方が付く(かたがつく)
- 方を付ける(かたをつける)
- 滑り道とお経は早い方がよい(すべりみちとおきょうははやいほうがよい)
- 滑り道と観音経は早い方がよい(すべりみちとかんのんきょうははやいほうがよい)
- 敵に味方あり味方に敵あり(てきにみかたありみかたにてきあり)
- 途方に暮れる(とほうにくれる)
- 途方もない(とほうもない)
- 朋あり遠方より来る(ともありえんぽうよりきたる)
- 泣く泣くもよい方を取る形見分け(なくなくもよいほうをとるかたみわけ)
- 八方塞がり(はっぽうふさがり)
- 八方破れ(はっぽうやぶれ)
- 日方と手間取りは日のうち(ひかたとてまどりはひのうち)
- 不足奉公は双方の損(ふそくぼうこうはそうほうのそん)
- 不足奉公は両方の損(ふそくぼうこうはりょうほうのそん)
- 方位家の家潰し(ほういかのいえつぶし)
- 方言は国の手形(ほうげんはくにのてがた)
- 味方見苦し(みかたみぐるし)
- 水は方円の器に随う(みずはほうえんのうつわにしたがう)
- 焼き餅と欠き餅は焼く方が良い(やきもちとかきもちはやくほうがよい)
- 宿取らば一に方角、二に雪隠、三に戸締り、四には火の元(やどとらばいちにほうがく、ににせっちん、さんにとじまり、しにはひのもと)
- 両方聞いて下知をなせ(りょうほうきいてげちをなせ)
- 両方立てれば身が立たぬ(りょうほうたてればみがたたぬ)